今日は先日の続きで、お節句用の五月幟の作製を行いました。
前回も記載をしましたが、大きさは、幅:2巾(75cm) 長さ:4間(720cm)の物になります。
前回の作業は、上の二引き(子持ち筋)と壽(ことぶき)の落款を染めました。
今回は、違い鷹の羽・隅立四つ目の紋を染め入れました。
上から黒(父親の家紋)・赤(母親の実家の家紋)・黒・赤・黒と順番に入れる、紋幟を作成しました。
最近では、カタログ 等の武者絵幟が一般的ですが、昔は写真の様な紋幟や紋を三個(黒・赤・黒)+菖蒲(しょうぶ)の絵を染めた物が、一般的でした。(当社のホームページに掲載をされている、古い作業風景の写真でも、この五月幟を作成していたことが分かります)
月曜日に最後の作業で、鶴と亀の落款を染め入れます。
特注の「吹き流し」、重し用の「おさるっこ」を作製して、幟とセットにして完成です。
いま、紋幟を立てると他とは違いとてもめずらしく、目立つと思います。
昔ながらの五月幟をお希望の方は、ぜひ当社にお問い合わせ下さい。
捺染染めのれんの作成事例はこちらへ
https://sumitsune-noren.com/honzome.html
当社のホームページにて、幟の作成事例を掲載しています。
是非、ご覧下さい。