今日は「木綿煮」を行いました。
お客様の製品を作るための一番最初の工程です。
仕入た原反には紡績糊やゴミが付いているので、そのまま使用すると綺麗に色が染まりません。
ですので、熱湯で煮て紡績糊やゴミを落とします。
1回(1日)で、「150反」の生地を煮ます。
1反とは、小幅(36cm) 長さ12mの生地のことです。
半纏に換算すると「300着」分、手提げバックだと「1,200枚」分(外布のみで計算)になります。
反物をしっかりと乾かすために晴れた日に行い、朝6時から仕事を始め、夕方の4時までかかります。
10時間ほとんど休みなしで行う、とても大変な仕事です。(お昼休みが10分程度だけです・・・)
ですが、良い製品を作るための第一歩ですので、とても大事な作業です。
この「木綿煮」を年に数回行います。
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