今日は、半纏用の衿型紙を作製しました。
浮いてしまう箇所は写真の様に、「つり(吊り)」を付けて浮かせていますが、そのままですと変な文字になってしまいます。
※「飯」「沼」「諏」「訪」「神」「御」の文字です。
筒糊を使って「つり」を消すこともできますが、作業効率が悪くなります。
上の写真の様に「糸掛け」をすることで、作業効率が大幅に向上します。
使用する糸は、太さ「0.1mm」の物を使い、とても細い専用の針を使い、特殊な縫い方で「糸掛け」をしていきます。
「糸掛け」が出来たら、ナイフで「つり」を切り落として、針穴を埋めて、完成です。
「のれん」を作製する際にも、この「糸掛け」作業を行います。
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